海外研修に関する質問コーナー

よく聞かれる海外研修に対する質問に答えます(現地版)。

(社)国際農業者交流協会や事業についてのQ&Aは◆よくある質問をご覧下さい。

海外研修について

Q1. 海外農業研修をするにあたり、どのぐらいの農作業経験が必要ですか?

A1.日本の農業教育では、農業研修の義務がありませんが、 ヨーロッパの若者が農家になる為には必須です。 そして、彼らにとって海外研修は一人立ちする為の最終訓練、いわば総仕上げの意味があります。 その様な価値観を持つ指導者(農場主)の下で農業を学ぶわけですから、実習経験は非常に大切です。 具体的には、自分の専攻分野の農作業つまり、畑仕事であったり、搾乳であったり、苗の植え付けや収穫などの経験が十分ある必要があります。 また、農家に住み込みで働く場合もありますので、農業の分野に限らず社会経験が豊富な事はいずれにしても有利です。 時には、言葉の壁や文化の違いで農作業よりも人間関係が重要なケースもあります。日本で自信をつけてから参加して下さい!


Q2. 海外研修へ行く時に作業着や作業靴などは自分で準備しなくてはいけませんか?


A2. 基本的には農場で準備されているケースが多いです。ただ、サイズが合わなかったり、汚れたり破れている場合もあります。 渡航に当たりとりあえず作業着1着、作業靴1足はあっても良いでしょう。もし農場で準備されていなくても現地で調達できますし、先輩研修生が 残していく事もあります。ただでさえ荷物が多くなりますから必要最低限のものにしましょう。

Q3. タバコや服装について、制限はありますか?

A3. 配属される農家やホストファミリーによって異なりますが、タバコを非常に嫌う人がいるのは確かです。 皆さんが配属される農場がタバコ厳禁の場合、タバコを止めざるを得ません。そうしないと受け入れてくれる農家が制限されてしまい 希望通りの農場へ行くことができない可能性が高まります。また、服装・装飾や髪型に関しては日本ほど厳しく言う人はいませんが、 日本のファッションとヨーロッパのファッションが異なり、受け入れられない可能性もあります。一般的に標準と思われる容姿が第一印象を良くする とはいえるので留意しておくと良いでしょう。“郷に入らば郷に従え”です。

Q4. 海外で研修することの価値って何でしょうか?何か利点はあるのですか?

A4. 日本は自然の国境(海)に囲まれた島国です。“井の中の蛙大海を知らず”という諺がある通り、広い視野を持たない事は 考え方を小さく単調にします。
日本は世界第2位の経済大国と言われますが、それを実感した事がありますか? 他の国の人が日本を、日本人の事を、どのように思っているか知っていますか? 地球の裏側にも生きる人がいて、暮らしがあるとテレビや本で知っても、そこには経験が足りません。 外国に出る価値は、自分の考え方の幅を広げる事と、自分の住んでいる国(日本)を再認識する上で 大変効果的です。そして、世界中に友人ができるのはとても楽しい事です。
国際社会を生きていかなくてはならない若い世代が、外国へ修行に行くのが 当たり前になる時代がすぐそこまで来ています。

Q5. 海外研修で、あると便利な物は何ですか?

A5. 多くは現地で揃えることができますが、例えば、受入農家や知人と仲良くなる上で家族や日本の写真は良い潤滑剤になります。 また、日本に手紙を書く時には国語辞典が便利です。 最近は電子辞書がありますし、それ程荷物にならないでしょう。ただし盗難には十分注意が必要です。
最近の旅行ガイドブックは見所のみではなく国の歴史的背景や文化、生活まで広く情報を掲載していますのであると便利です。
しかし、いずれにせよ海外研修では日本と同じ生活ができるわけではありません。何でも日本と同じようにしようと するとうまくいきません。そして、不便さが与えてくれる発想や工夫のチャンスも多くあります。海外で自分が置かれた環境に適応し、 何でも謙虚に受け入れる心も大切です。




前のページに戻る